今すぐチェック!良いおりものと悪いおりものの見分け方

いつもと違うおりものが出ると「これって大丈夫?もしかして病気では?」と気になってしまいませんか?
実はおりものには「生理的なもの」と「病気が原因のもの」、つまり良いおりものと悪いおりものがあります。ここでは良いおりものと悪いおりものの見分け方について解説していきます。
良いおりものとは?
良いおりものとは「正常なおりもの」のことをいいます。
- 色・・・透明・乳白色・クリーム色
- 匂い・・・無臭または甘酸っぱい
- 量・・・個人差が大きく、ほとんど感じない人から大量に出る人までさまざま
- 特徴・・・下着について乾くと黄色っぽくなる
おりものは性交後や排卵期、妊娠、体調、年齢によって色や量、形状などが変化します。
たとえば、排卵期や妊娠中は量が増えたり、生理直後は少し血が混じって茶褐色のこともあります。
なので、自分のおりものの周期的な変化を知ることはとても大事。そうすることで過剰な不安に悩まされることもなくなりますよ。
悪いおりものとは?
悪いおりものとは「おりものがいつもと違うこと」。つまり放っておくと危険なものをいいます。悪臭があったり、いつもと色が違ったり、これらは何らかの病気が隠れている場合があります。
放っておくと危険なおりもの
- 魚が腐ったような臭いなど悪臭がある
- 色に異常がある
- いつもより量が多い
- 血が混じる
- 膿っぽい
- 外陰部に痛みやかゆみがある
これらはトリコモナスやクラミジアなどの性感染症や婦人科の病気、タンポンの抜き忘れ・残留物、セックス時に精液が膣内に侵入することなどがあげられます。
特に性感染症は不妊や流産の原因になるものもあるので、いつもと少しでも違っていたり、おりもの以外の症状がある場合は病院を受診しましょう。
日頃からおりもののチェックを!
おりものは健康のバロメーターと言われるほど女性にとってはとても大事なもの。いつもとにおいや量、色などが違うことによってわかる病気もあります。
日頃からおりものをチェックし、いつもと少しでも気になる症状があったら早めに対処しましょう。