ただの豆乳より効果あり?PMSに効くと噂の「豆乳バナナ」とその飲み方

「PMSに豆乳がいい」という話は有名ですよね。豆乳に含まれているイソフラボンは女性ホルモンの「エストロゲン」と似た働きをするので、生理前に優勢になる「プロゲステロン」とのバランスを摂るのに最適なのです。
というわけで、PMS対策に最強の食材と思われていた豆乳ですが、最近、豆乳よりもさらにPMSにいい!と噂の飲み物があるんです。それが「豆乳バナナ」。
ここでは、豆乳バナナがどうしてPMSにいいのか、またどうやって飲めばいいのかなど、そのパワーに迫ります。
なんで「バナナ」?
豆乳と味が合うから……というのももちろんあると思いますが、それだけではありません。バナナには「トリプトファン」と「ビタミンB6」というPMS対策に重要な物質が2つ含まれているんです。
トリプトファン+ビタミンB6=「セロトニン」
気持ちを安定させる脳内物質「セロトニン」がPMSのときには低下するといわれています。トリプトファンとB6が結びつくとセロトニンが生成されるのですが、どちらかだけでは効果はなし。
両方を一緒に摂ることができるバナナは、セロトニンを増やすために最適な食べものといえるのです。
以上のことから、「豆乳+バナナ」の組み合わせがPMS対策に最適といわれる理由がおわかりいただけたかと思います。では次に、具体的な作り方をお教えしますね。
「豆乳バナナ」の基本レシピ
おすすめの割合は「バナナ1本+豆乳150ml」。ミキサーやブレンダーならそのままかければokですし、ミキサーがない場合なら、バナナを保存袋などにいれてめん棒で叩いて潰し、豆乳に混ぜればokです。
注意したいこととしては、できたてを飲むこと、それからできれば「無調整豆乳」を使うこと。
調整豆乳には糖分が添加されているのが理由ですが、その分飲みやすくなってはいますので、豆乳が苦手な人は調整豆乳からトライしてみるのも手です。
また、豆乳の飲み過ぎも逆にPMSを悪化させる可能性があるので、1日1杯までにしておきましょう。飲むタイミングは朝がおすすめです。
いかがでしたか?
ほんのりした甘さもPMS期にはぴったりの豆乳バナナ。手軽な朝食代わりとして、気軽に始められそうですね。