子宮頸がんはどんな症状があるの?初期症状はない?

いくら「子宮頸がん」という病気を知っていても、どのような症状が出るのかを知っていないといけませんよね。
いざというときの違和感などはあるかもしれませんが、知識があるのとないのではまったく変わってきます。それでは、そんな子宮頸がんの症状を確認していきたいと思います。
初期症状はほとんどない
初期の子宮頸がんの症状は、自覚しにくいものと言われています。人によってはおりものが増えたり、性交時出血などの症状が見られることがありますが、ほとんどの場合は自覚しにくいと言われています。
そのため自覚症状がほとんどないまま子宮頸がんが進行してしまうこともあります。
進行した場合に現れる症状
子宮頸がんが進行した場合、最初に気がつく異変は、不正出血です。生理の時期ではないのに原因不明の出血があることをいいます。
人によっては排卵日前後に少しの出血があることもありますが、それ以外に出血する場合や、性交時出血は注意が必要です。
この症状が進行してくると、おりものが増えたり、出血の量が多くなったり、腰やお腹の辺りが痛くなったり、排尿困難になることがあります。またおりものに血が混じって茶褐色、黒褐色になったり、膿のようなものが混じったり、悪臭をともなうこともあります。
症状に気づいたら
病院に行くと必ず問診表にいろいろと記入しなければなりません。それを想定して、異変に気づいた時点できちんとメモをとるようにしましょう。
いつ、どんな状態のおりものがでたのか、出血はいつしたのか、どのくらいでたのか、などを記録しておくと良いでしょう。
婦人科の医師はプロですが、短い診察のなかで症状を判断しなければなりません。もしあなたが的確に症状を言えることができたり、記録をしておくことで、重要な意思表示になり病気が判断しやすくなるのです。