病気?ストレス?重い生理痛を引き起こす原因5つ

便秘と病気

生理中の痛みは女性によって重さが違いますよね。軽い鈍痛程度ですんでしまう体質の人もいれば、仕事ができないくらい痛みが強い人もいます。どうして、こんな個人差があるのでしょうか?

今回は重い生理痛引き起こしてしまう原因について詳しく解説していきます。

目次

血行不良
プロスタグランジンの分泌過剰
ストレス
婦人科系の病気
子宮奇形

血行不良

血液は酸素供給と血液中のいらない物質を運ぶ運搬係です。

体を動かさずに血行が悪い状態になると、体のすみずみまで血が回らなくなり酸欠になります。体にとっては重要問題ですよね。ですから「SOS!」という信号を出すことになりますが、これが痛みなんです。

筋肉痛と呼ばれる状態は、筋肉が疲労したときに乳酸という物質が出ますが、これが血液の中に溜まるとやはり酸欠になります。そして痛みが出るんですね。

そうすると、筋肉を動かさなくなりますよね。今度は筋肉が血管を圧迫して、血行が悪くなります。そして筋肉の働きが悪くなります。つまり、血行不良は痛みの悪循環を引き起こすのです。

生理中は骨盤付近や内臓の血の巡りが悪くなり、子宮周辺の血液が滞ったままになりがちです。このため、腹痛や腰痛が起きるんですね。

プロスタグランジンの分泌過剰

プロスタグランジンは生理が始まると分泌されるホルモンです。子宮を収縮させて、生理の血を外に押し出す働きがあります。この物質が過剰に出た場合、収縮が強くなり過ぎて痛みが強く出てしまうのです。

また、プロスタグランジンは「痛み物質」とも言われ、痛みを起こす作用もあります。実際、生理痛が重い女性は、プロスタグランジンが生理痛のない女性よりも多いと言われています。

骨盤のゆがみは生理痛の原因を後押し!

子宮収縮作用のあるプロスタグランジンは、骨盤を開く働きもあります。女性の体は、生理に向け骨盤が開き、排卵の時期に1番閉じるようになっています。妊娠、出産のための仕組みと思えば納得ですよね。

しかし、骨盤がゆがんでいると、スムーズに骨盤の開閉ができなくなります。すると痛み物質でもあるプロスタグランジンが、何とか骨盤を開かせようとして多く分泌するようになります。

こうして生理痛がひどくなっていくんですね。また骨盤がゆがんでいると、骨盤周辺の血行不良も起きやすくなります。生理中にはずっと血がよどんでいる状態になります。

すると血行不良による痛みと、プロスタグランジンによる痛みの2つの痛みが重なり、強い生理痛になってしまうのです。

ストレス

精神的ストレスはもちろん、肉体的ストレス(無理なダイエットなど)は、ホルモンや自律神経を乱して血行不良を引き起こし、生理痛が悪化してしまう原因につながります。

また、生理痛への不安や恐怖心、生理へのマイナスのイメージ(生理は憂鬱など)も心理的要因により生理の痛みが助長されてしまうことがあります。

「もう少しで生理だ」と生理が来る日までカウントしているのは、体にとっても心にとっても良くありません。なるべく生理のことは考えないように心がけることが大事です。

婦人科系の病気

寝こむほど生理痛がひどい場合は、病気が関係している場合も。考えられる病気としては子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫があります。

子宮内膜症は、生理中の強い痛みと異常な出血量、レバー状になる血の塊などが特徴。初期では痛みが強い程度ですが、症状が進むと性交中も痛みが出るようになります。また、寝込んでしまうほど強い痛みまで悪化することも。

子宮腺筋症は、激しい生理痛と過多月経が初期症状。病気が進行すると、生理以外のときでも腹部に痛みが起きるようになります。子宮が腫れたように肥大しながら悪化していき、発症すると治りにくいので、早期治療が必要です。

子宮筋腫は強い生理痛と出血量の多さが特徴です。生理期間が異常に長くなるダラダラ出血、頻尿や腰痛などの症状もあらわれます。

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子宮奇形

子宮奇形も生理痛の原因となります。特に原因となりやすいのが子宮が2つある場合です。

このような場合、片方の子宮がふさがってしまうと、ふさがってしまった子宮の中に生理の血がたまって、とても強い痛みの原因になります。

初潮の頃からひどい生理痛がある場合は、子宮奇形も考えられるので検査を受けることをおすすめします。

また、子宮奇形ではありませんが、子宮口が狭く、生理の血がうまく子宮の外に流れないことが原因で痛みを感じることがあります。特に若い女性に多く、出産すると子宮口が広がり軽減されることもあります。

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