通常の基礎体温のパターンと、通常とは違うパターンについて

基礎体温のパターン

基礎体温はホルモンの作用によって、ある一定の周期で体温が低い低温期(卵胞期)と体温が高い高温期(黄体期)の2層に分かれます。

低温期と高温期がきちんと2層に分かれているということは、女性ホルモンが正常に分泌されて排卵もきちんと起きているという証拠になります。

そこで今回は通常の基礎体温のパターンと、通常とは違うパターン、それらからわかることについてご紹介します。

通常の基礎体温のパターン

基礎体温

低温期(卵胞期)

生理が始まってから排卵までの約2週間の時期です。排卵前に卵胞ホルモン(エストロゲン)が多く分泌され、やがて排卵が起こります。エストロゲンは体温を維持するため基礎体温が低い低温期が続きます。

心身ともに好調な時期なので、新しいことにチャレンジしたり、スポーツなどをして気持ちいい汗を流すのにぴったりです。

高温期(黄体期)

排卵日前後から次の生理までの約2週間の時期です。体温を上げる黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌量が増えます。そのため基礎体温が上昇します。

生理が始まる前の時期なのでイライラや頭痛など月経前症候群の症状が出やすくなります。

排卵日

低温期から高温期に変化する前に、体温がガクンと下がることがあります。これを『陥落日』といいますが、人によってない人もいます。

一般的に排卵は、この陥落日もしくは、その前後に起こります。しかし、これは大体の目安であり、正確に特定することはできません。

月経期

高温期から徐々に体温が下がり始めたら『生理がもうそろそろ始まりますよ』というサインです。月経期は肌や頭皮が敏感なだけではなく、体にも負担がかかるので無理は禁物です。

通常とは違うパターン

体温がバラバラ

バラバラ

このようなパターンは、生活が不規則で起床時間も日によって違う場合に多いです。測る時間がバラバラだと体温もバラバラになってしまいます。なので、毎日決まった時間に測ることが大切です。

2層に分かれない

2相に分かれない

低温期と高温期の2層に分かれない場合は、「無排卵月経」が考えられます。無排卵月経とは、生理はあるのに排卵がないことです。不妊の原因にもなるので2~3ヶ月測定しても高温期にならない場合は産婦人科を受診しましょう。

高温期が短い

高温期が短い

2層にわかれていても、高温期が9日以内の場合は、黄体ホルモンの分泌が少ない「黄体機能不全※」の疑いがあります。また、6日以内の場合は無排卵月経の可能性もあります。

※黄体機能不全とは、黄体ホルモンがスムーズに分泌されないことです。卵子と精子が受精しても受精卵が子宮に着床しにくくなり、不妊の原因になることがあります。

高温期が長い

高温期が長い

高温期が18日以上続く場合は、妊娠の可能性が高くなります。しかし、妊娠していないのに黄体が持続する「持続黄体存続症」が原因で高温期が続くこともあります。いずれにせよ、産婦人科を受診しましょう。

また、逆のパターンとして低温期が短かったり、長かったりすることもあります。これは体調が悪かったり、ストレスなどの影響のためです。女性の体はとてもデリケートなのでちょっとしたことで生理や排卵が遅れることがあります。

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