1日2リットルは間違い?今さら聞けない正しい水分補給の仕方

正しい水分補給方法

テレビでモデルさんが美容と健康のために、1日2リットルの水を飲むという習慣を実践しているという情報は何度か耳にしますよね。

このような多量の水分補給は体内に留まっている老廃物をデトックスして、血液をサラサラにする効果があると有名でしょう。

しかし、モデルさんのようになりたいといざ自分でも実践してみたら、お腹を冷やして下痢になったり頭痛がひどくなったなんて良いことがなかった人も。やはり1日2リットルの水分補給は私たちにとってメリットがなく危険なのでしょうか?

そこで今回は多量な水分補給のデメリットと正しい水分補給方法をご紹介します。

水は体に悪影響を与える?

「水は生きるために必要なものだから多量に摂取しても危険性はない」と思っていませんか。確かに水は生きるために必要なもの。

しかし、多量な摂取は腎臓の水分排出機能が追い付かず『水中毒』という危険な状態に陥ってしまうこともあります。

水中毒とは血中ナトリウムイオン濃度の低下が原因で起こる病気です。症状は軽度なもので頭痛、吐き気、めまい、重度になると失神、昏睡、そして最悪の場合、死亡してしまうこともあります。

特に水中毒は女性に多く確認されています。その理由は美容と健康のためにデトックス効果があると思うことで、体調が思わしくないけれども、無理して飲まなければならないと強迫観念や依存心が生まれやすいからです。

水中毒に陥る人の中には執着心から精神疾患が確認されている場合も少なくありません。また、多量な水分摂取は体を内側から冷やしやすくなるため、女性の悩みで多い冷えやむくみ原因にもつながります。

したがって体の状態を省みない1日2リットルの水分補給はメリットどころかデメリットばかりで、命の危険があるとも言えるのです。

正しい水分補給方法とは?

水中毒や冷え、むくみなど多量な水分摂取はデメリットも多いですが、水が悪者だと早合点して判断するのも間違っています。水は正しく摂取することが大切なのであって、体にうるおいとメリットを与えてくれる存在なのです。

このメリットを最大限に活かすには正しい水分補給が大切。では正しい水分補給とはどのようなものでしょうか?

適量を心がける

「1日2リットル水を飲みましょう」とよくいわれますが、これは正しくもあり間違いでもあります。その理由は、人によって1日あたりの絶対安全な水分補給許容量が違うから。

私たちの身体は60%が水分でできています(成人の場合)。人によって身長や体重は異なりますよね。なので、人によって適度な水分量は違ってくるのです。2リットルがちょうどよい人もいれば1.5リットル程度で十分な人もいます。

ではどのようにして自分の安全な水分補給許容量を知ることができるのでしょうか?それは簡単です。自分の体重を30で割ると1日に必要な水分量がわかります。体重が50kgなら50÷30=1.6Lとなります。

ただし、これはあくまでも目安。必ずこの量を守らなければならないというわけではありません。暑い日や汗をたくさんかいた日は脱水症状を防ぐために多めに飲むなど、自分に必要な水分量を目安に調節することが大事です。

また、水分はお水だけで摂取しているのではありません。野菜やフルーツなど食品に含まれる水分からも摂取しています。なので、食品から摂取する水分量も考慮してお水からの水分摂取量を調節しましょう。

こまめに飲む

1日に必要な目安のお水を短時間で一気に補給をしてしまうと、腎臓の機能が追い付かず急性水中毒になります。なので起床から就寝までの長時間でこまめに分割して摂り入れましょう。

たとえば起床後、朝昼夜の食事時、仕事の休憩時間、お風呂あがり、寝る前など少量を小分けにして飲みます。少量ずつならば水中毒に陥りませんし、安全に水分補給ができます。

また、冷たい水は体を冷やしやすいため常温の水がおすすめ。冷え性に悩んでいる人は体を温める白湯を飲むのも良いですね。適切な水分補給を忘れずに乾いた体をうるおして今日もキレイと健康を目指して頑張りましょう。

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