子宮肉腫とは?命を脅かす危険性も?症状、原因、治療法とは

子宮肉腫について

子宮肉腫ってどんな病気?

子宮肉腫は子宮がんの一種です。非常に珍しい子宮がんで、上皮や粘膜以外の組織から発症し、症例が少なく完治が困難だとされています。

子宮肉腫の予後は良くないケースが多く、進行した後に発見された場合は高い確率で命を落とすことになるでしょう。運よく初期段階で子宮肉腫が発見されたとしても、子宮・卵巣・卵管はすべて摘出しなければなりません。

赤ちゃんをあきらめるのは悲しいことですが、自らの命を失うことになっては大変です。もし、定期検診などで子宮肉腫が発見されているのに治療を開始しなければ5年以内に命を落とす危険が高まります。

何が原因なの?

子宮肉腫は発症例が非常に少なく、はっきりした原因が分かっていません。現在分かっているのは、40代以降の中年~高齢女性の発症例がほとんどだということです。

骨盤内に放射線を照射する治療を行った経験があると発症リスクが高まることがあるとされています。ほかのがんと同様に細胞や遺伝子の突然変異が発症の引き金となりますが、その原因は不明です。

どんな症状があるの?

子宮肉腫の初期段階では目立つ症状がありません。静かに進行していく恐ろしい病気です。

肉腫が大きくなってくると、下腹部の痛みや違和感、腰痛、不正出血などの症状があらわれてきます。おりものも正常なときと比べて量が多くなり黄色や褐色などの色がつくことが多いです。

これらの症状は子宮筋腫と非常に良く似ています。しかし、子宮筋腫は月経周期で症状が変化しますが、子宮肉腫の場合は月経周期に影響されません。

月経周期に関係なく子宮筋腫のような異常を感じたら早めに婦人科を受診してください。子宮肉腫だった場合は、早期発見が予後に大きく影響します。

どんな治療をするの?

子宮・卵巣・卵管だけでなく、転移の可能性がある骨盤内のリンパ節などをすべて摘出する外科手術が積極的かつ最善の治療法です。子宮肉腫は悪性腫瘍なので、全身への転移を防いで生命を守ることが最優先されます。

ほかのがんと同様に進行ステージに応じた化学療法や放射線治療も行われます。完治が非常に難しい病気なので、信頼できる医師と相談しながら、その状態に応じた最善の治療法を選んでいくことが大切です。

子宮肉腫の予防法

子宮肉腫の発症例は子宮体がんの数%~5%程度しかなく、現代の医学では効果的な予防法が見つかっていません。はっきりした治療法さえ確率されていない大変難しい病気です。

子宮筋腫(良性)のごく一部に子宮肉腫が見つかることがあります。予防法とは少し違いますが、子宮筋腫の疑いがあるときには子宮肉腫の可能性も頭に置いておくと良いかもしれません。

医師が見過ごしてしまわないように、積極的に検査を受けましょう。

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