一番感染者が多い感染症!「クラミジア」の症状と検査・治療法

クラミジアとは

クラミジアは、クラミジアトラコマティスという病原菌が感染することによって起きる、現在日本でもっとも感染者数が多い性感染症です。特に高校生を含む10~20代の若い世代での感染の増加が問題になっています。

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どのように感染するの?

クラミジアの病原菌が

  1. 精液や腟分泌液、粘膜同士と接触することによって性器に感染
  2. オーラルセックスによりのどに感染
  3. ディープキスで感染(ごくまれ)

クラミジアは非常に感染力が高く性行為1回でも、約2分の1で感染し、さらにクラミジアに感染しているとHIVへの感染率も高くなるといわれています。

さらに感染してから発症までの潜伏期間が1週間から3週間ほどあることから、その間に相手に感染させてしまうことも多いと考えられます。

どんな症状があるの?

ほとんどの場合は自覚症状はありませんが、症状が出た場合、おりものが増加する・下腹部が痛むといった症状が出ます。しかし、どちらも普段から女性周期の関係などでよくみられる症状であることから発見が遅れがちです。

そのため、感染に気づかないうちに症状がどんどん進行します。

症状が進行すると・・・

子宮や卵管へ感染が広がり子宮頸管炎や、子宮付属器炎などを引き起こします。下腹部痛や発熱などの症状があり、炎症が長引くと卵管などが狭くなって不妊症や子宮外妊娠につながる可能性もあります。

さらに進行すると、おなかにも感染し骨盤腹膜炎を引き起こします。ここまでくると入院治療が必要になり、重症化しやすいです。

のどに感染した場合

のどの腫れや痛みなどの症状があらわれますが、のどへの感染の場合も、ほとんど自覚症状がありません。

どんな検査・治療をするの?

検査

性器に感染した場合は膣分泌物を検査し、のどに感染した場合は咽頭周辺のぬぐい液やうがい液などで調べます。

治療

感染していることがわかった場合は、抗生物質の服用により治療します。症状が重い場合は、点滴による治療を行う場合もあります。

パートナーも感染している可能性が高いため、一緒に検査を受け、感染していた場合には治療する必要があります。クラミジアは何度でも感染することから、パートナー間で延々うつしあってしまうケースもみられます。

普段からコンドームを使用することはもちろん、感染してしまった場合には、双方が完治するまで性的な行為は控えることが大事です。

 性感染症の予防法

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