こんな症状があると要注意!卵巣のう腫の特徴的な症状と放置の危険性

卵巣のう腫の症状について

女性なら誰でも発症する可能性も!卵巣のう腫ってどんな病気?の続きです。続いては卵巣のう腫の症状と放置の危険性について解説していきます。

初期症状はほとんどない

卵巣のう腫は、初期はほとんど症状がなく、のう腫が大きくなるにつれて症状があらわれるのが特徴です。そのため初期に自覚症状があってのう腫が発覚するというのはまれで、ほとんどの場合は検診などで偶然病気が発覚します。

一番わかりやすい症状は下腹部痛や、下腹部のぽっこりとしたふくらみ、張り、違和感です。便秘による症状とも間違えやすいですが、いつも履いているパンツやスカートなどのウエストがきつくなってきた場合は注意が必要です。

また、おなかを触るとしこりを感じたり、人によっては腰の痛みや、不正出血などの症状があらわれることもあります。

さらにのう腫が大きくなると膀胱が圧迫されて頻尿や残尿感、腸が圧迫されて便秘や排便痛などをともなうこともあります。

そしてもうひとつ特徴的な症状が「きちんと食事をしているのに痩せること」です。のう腫に栄養をとられてしまうため、痩せてしまうのです。

これといったダイエットや食事制限をしておらず、以前と食事の量も変わらないのにどんどん痩せてくる場合は卵巣のう腫を疑いましょう。

放置するとさまざまな危険性が

卵巣のう腫は、大きくなるとさまざまな危険性をともないます。

よくあるのが「卵巣腫瘍茎捻転(けいねんてん)」です。なんらかのきっかけで卵巣の根元がねじれることが原因で起こります。茎捻転を起こすと突然激しい痛みに襲われ、吐き気やおう吐、ひどい場合にはショック状態に陥ることもあります。

ねじれた部分から血流が途絶えて卵巣の組織が死んでしまうため、緊急手術が必要になります。特に5cm以上の腫瘍で、皮様性のう腫で起こしやすいです。

チョコレートのう腫の場合も、突然破裂して激痛に襲われ、血液が腹腔内に流れて腹膜炎やショック状態に陥ることがあります。この場合も、茎捻転同様、緊急手術が必要になります。

粘液性膿腫の場合は、のう腫が破れると中身が腹腔内に流れ出て、ほかの臓器と癒着し腸閉塞の原因となることもあります。また、のう腫が大きくなって卵管に癒着するとその働きが悪くなり不妊の原因につながることもあります。

このように卵巣のう腫は放置しておくと危険性をともなうので治療が必要になってきます。

次回は「卵巣のう腫の治療法」について解説していきます。

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