あなたの年齢=卵巣・卵子の年齢?卵巣と卵子の老化について

卵子と卵巣の老化について

晩婚化が進み年々増えてきている高齢出産。それとともに増えているのが不妊症です。不妊症には男女ともにさまざまな原因がありますが、女性側の原因のひとつに卵巣や卵子の老化があります。

卵巣や卵子の老化は、数年前にNHKの情報番組で取り上げられて以来、広く世間に知られるようになりました。年齢とともに体が老いるのと同じように、卵子や卵巣も老化していくのです。

今回は卵巣と卵子の老化について解説していきたいと思います。

まずは卵子と卵巣について知っておこう

卵巣は子宮の両側にあり親指程度の大きさをしています。この中には卵子のもとになる原始卵胞がたくさん詰まっています。

原始卵胞は生まれる前、つまりお母さんのおなかの中にいる頃に一生分がつくられます。この時には約700万個もの原始卵胞がつくられますが、生まれる頃には約200万個に減っています。

そして初潮を迎える頃~20歳頃には20~30万個、30歳頃には10万個、40歳頃には2~3万個と、ものすごいスピードで減少し、50歳前後=閉経を迎える頃には0となってしまいます。

原始卵胞の数

毎月1,000個が消える

前述しましたが、原始卵胞は卵子のもとになる細胞です。この原始卵胞は立派な卵子となるために3~4ヶ月かけて成長します。そして排卵日にちょうど良い大きさに成長した、たった1個の卵子が排卵されます。

このとき選ばれなかった卵子は不要となってしまうため、体に吸収されてなくなってしまいます。1ヶ月になくなる数は約1,000個、1年で約1万個減っていく計算になります。

1度減った卵子の数は増えない

原始卵胞は、生まれる頃に一生分がつくられるため、減った分が卵巣内でつくられることはありません。

それどころか卵子の質もどんどん低下していきます。生まれる頃から卵巣の中にあるので、私たちの年齢と同じだけ原始卵胞も年を重ねていきます。これは原始卵胞だけではなく卵巣も同じです。

見た目がどんなに若く見えてもあなたの年齢=卵巣・卵子の年齢なのです。

年齢を重ねると、シミやシワが増えたり体のどこかにガタがきてしまいます。原始卵胞や卵巣も同じように年を重ねると、受精能力のある卵子を育てて排卵させることが難しくなったり、あるいは染色体異常をもつ卵子が増えてしまうのです。

卵子や卵巣年齢の目安は生理が順調にあるかどうかでチェックできます。もし不順の場合は老化しているサインと考えましょう。

次のページでは、「卵子や卵巣の老化を招く習慣」についてご紹介していきます。

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