生理前にイライラ!それってもしかしたらPMS(月経前症候群)かも?

PMSのイライラ解消

生理前になると普段はなんとも思わないちょっとしたことですぐイライラしてしまったり、身近な家族や彼氏にあたりちらしたり、ちょっとしたことでケンカしてしまったり・・・。

なんてことありません?ひょっとしたらその症状、PMSかもしれません。PMSは正式には『Premenstrual-Syndrome(プリメンストラル・シンドローム)』といい、月経前症候群とも呼ばれています。

医学的には、「通常、月経の2週間ないし1週間くらい前から起こり、月経開始とともに消失する、周期性のある一連の身体的、および精神的症状を示す症候群(症状の集まり)」と定義されています。

つまり、生理前にイライラしたり、お腹が痛くなったりと繰り返しあらわれる、心とカラダの不快な症状のことをいいます。この症状は20代後半以降に多くみられることから、別名『30代不機嫌症候群』なんて呼ばれ方もします。

今すぐチェック!PMSの症状

PMSの症状は150以上の種類があるといわれ、人によって現れ方も違ってきます。まずは自分にはどのような症状があるのか、どの症状に当てはまるのかチェックしてみましょう。

身体的症状

  • お腹や胸がはる、痛くなる
  • めまいや頭痛、関節痛がする
  • 腰痛や肩こりがひどくなる
  • カラダがむくんだり、体重が増える
  • にきびできる、肌が荒れる
  • 食欲が増える
  • 便秘あるいは下痢がある
  • 吐き気や動悸がする

心理的症状

  • イライラしたり怒りやすくなる、攻撃的になる
  • いつもは気にならないことでもカチンとする
  • 家族や友人へ暴言をはく
  • 人付き合いが悪くなる、衝動買いする
  • 憂鬱でさみしくなる、孤独感がある
  • だるさや眠気、疲労感がある
  • 判断力が低下する、決断を人任せにする
  • 作業能率や集中力が低下する
  • 眠れなくなる
  • 涙もろくなる
  • 妄想症やパニックに陥る

この症状のほかに、『どのくらい辛いのか?』『日常生活にどのような影響があるか?』『症状がいつ頃から現れるか?』などもチェックしてみましょう。

自分の症状や辛さがどのくらいなのか自分で把握することで、どのような対策すればいいのかわかるようになります。

どのパターンなのかもチェック

PMSは、排卵から生理が始まる前までの約2週間の間に症状が出ますが、最も多いのが生理の1週間や2、3日前から始まって生理が始まると同時に落ち着いていくタイプです。

ほかにも複数のパターンがあって排卵直後から生理直前まで症状がある方や、排卵日前後に症状があったあと一度落ち着いて再び生理前に症状が出るタイプなどがあります。あなたはどのパターンか一度チェックしてみましょう。

PMSの原因

実はPMSの原因はいまだハッキリとはわかっていません。ですが、いくつか有力説があります。

女性ホルモン説

黄体期(排卵日前後から次の生理までの約2週間の時期)には黄体ホルモン(プロゲステロン)という女性ホルモンが分泌されています。この女性ホルモンは排卵後に急激に増えますが、生理が始まると一気に減っていきます。

すると、身体をコントロールしている自律神経がこの影響でバランスを崩すことで、頭痛やイライラが起こったり、黄体ホルモンによって身体に水分がたまりやすくなり、その水分がいろいろな症状を引き起こすとも言われています。

脳内物質説

脳内にあるセロトニン(脳からの指令を神経に伝える物質)が原因です。生理前になるとこのセロトニンの働きが低下するためうつっぽい気分になったり、集中力が低下すると言われています。

また、脳の中で分泌されるβーエンドルフィンというモルヒネと同じような作用のある物質が生理前になると急激に低下するため、うつ状態になりやすくなるとも言われています。

症状が重いとPMDDの可能性も

生理前になるとうつ状態になって自分のカラダを傷つけてしまったり、他人に暴力をふるったりと攻撃的、暴力的になる方もいます。より症状が重い場合はPMDD(月経前不快気分障害)の可能性があります。

PMDDは身体的に辛いというよりも精神的な症状が現れる場合が多く、このような症状がある場合は、専門家の治療も必要な場合があります。

PMSやPMDDは病気のひとつです。しかし、「生理だから仕方ない」と諦めてしまう女性も多く、女性特有の症状のため男性からの理解を得ることも難しいです。

PMSは規則正しい生活や食事、十分な睡眠などしっかりと対策することで緩和することもあります。「生理だから仕方ない」と諦めず正しいケアをして辛い生理前の症状を乗り越えましょう。

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