婦人科での内診はどんなことをするの?痛みなく受けるコツとは?

内診について

婦人科の診察の中でも一番不安なのは内診なのではないでしょうか。

自分の大切な部分をさらすため恥ずかしく感じますよね。ここでは内診ではどのようなことを行うのか、そして痛みなく受けるコツなどを紹介していきます。

内診とは?

内診は婦人科の診断には欠かせない基本となる診察です。内診だけでどんな病気の疑いがあるのかがわかります。たとえば、固いしこりがあれば子宮筋腫、卵巣が膨らんでいれば卵巣のう腫などほぼ診断の目安がつきます。

最初は恥ずかしさもあるかもしれませんが、診察のためと割りきって必ず受けましょう。また、内診室は話をする部屋と別になっていることが多いです。

内診の流れ

内診は問診の後に行います。下着などは内診台に上がる前に脱ぎます(スカートや靴下などは履いたままで診察します)。

問診台に上がり、足をのせるところがあるのでそこに足をのせて固定します。仰向けになり診察しやすいように足を大きく開きます。

おなかの上あたりには患者の恥ずかしさを軽減するためカーテンがあることが多いです。医師や看護婦の姿が見えたほうが安心なときはそれを伝えるとカーテンを開けて診察してもらえます。

内診には目でみる視診と女性器を触って診察する触診があります。

視診

大陰唇や小陰唇、会陰などの外陰部の状態を診たり、膣の中を診る膣鏡という器具を膣内に入れて中の状態をチェックします。膣鏡は年齢やセックスの経験の有無などから大きさを選び、診察時の痛みなどを軽減します。

視診では膣の粘膜や膣内の状態、おりものの色や量、子宮膣部の状態、膣部腫瘍や潰瘍がないかなどがわかります。また、おりものや膣部の細胞を採取してがん検診など必要な検査をします。

触診

医師がゴム手袋やプラスチック手袋をつけて、人差し指または中指と人差し指の2本の指を膣に入れ、もう一方の手をおなかの上に置いて診察します。

両方の手の間で子宮や卵巣などを挟んで骨盤内を触ってチェックします。診察は2~3分ほどですぐに終わります。

触診では、子宮の開きや大きさ、表面の状態、固さ、動き、両手で圧迫したときの痛み(圧痛)、動かしたときに痛みがあるか、卵巣や卵管の大きさ、周りとの癒着やしこりがないか、子宮の周りの状態などがわかります。

セックス経験がなくても大丈夫?

内診は痛みがあったり、処女膜が破れるのではないかと不安に思っている方も多いと思います。

しかし、おなかや足の力を抜いてリラックスすれば痛みはほとんどありません。また、処女膜というのは膣の入り口の周りをフリルのように取り巻いているひだの膜のことで膣の入口が完全に閉じているというわけではありません。

なので、急に動いたりしない限り、内診で傷ついたり、破れたりすることはないので安心してください。

痛みなく受けるコツ

内診は人によって痛みを強く感じることもあり、それが苦痛になってしまうこともあります。痛みなく受けるコツはリラックスすること。

内診と聞くとどうしても緊張しておなかや足に力が入ってしまうことが多いです。緊張して体に力が入っていると、筋肉が硬くなり膣が狭くなって痛みを感じやすくなってしまうのです。

そのため、医師もスムーズに膣鏡や手が使えないので診察しにくく時間もかかってしまいます。なので、内診台に上る前には深呼吸をして心と体をリラックスさせましょう。そうすることで全身の力も自然と抜けます。

内診中は別のことを考えるのも手。たとえば「診察が終わったらあのお店でスイーツを食べて帰ろう」「明日は子どもと◯◯に出かけようかな」と楽しいことを考えると、痛みを忘れることもできるかもしれませんよ。

それでも痛い場合は…

どうしても痛い場合は医師に伝えましょう。痛みを感じる場所も診断にはとても重要です。

また、10代など年齢が若くて内診できない、膣内の内診が痛いときは肛門から指を入れ直腸を通して診る直腸診を行うこともあります。

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