どんな治療があるの?経過観察になるケースと子宮筋腫の治療法について

性感染症の検査と治療

初潮の低年齢化や、出産の高齢化により増えている子宮筋腫。子宮筋腫は悪性化することがほとんどないため、治療することなく経過観察で様子をみるケースも多いです。

「筋腫は良性の腫瘍であること」「閉経を迎えて女性周期がなくなれば次第に小さくなっていくこと」がその理由です。

今回は経過観察になるケースと治療が必要になるケース、そして子宮筋腫の治療法の種類について詳しく解説していきます。

経過観察になるケース

経過観察になるかどうかは症状や年齢で決まります。特に自覚症状がない場合は、筋腫が小さいことが多く、トラブルもないことから経過観察になります。

また、妊娠中に発見された場合や、閉経が近い年齢で貧血や圧迫感などもないという場合も、治療や手術は行なわれないのが普通です。

経過観察中の注意点

現時点で治療が必要ないという判断になったとしても、将来的にはわかりません。月経があるうちは筋腫の大きさや数は増えていくので、定期的な診察が必要です。

不正出血やおりもの、頻尿、月経の量が増えた、立ちくらみを感じるなど、何か気になる症状が出てきたときには、定期検診を待たずに、都度受診をして筋腫の様子を確認してもらうことも大事です。

子宮筋腫の原因ははっきりとはわかっていないため、「これをしたら大きくならない」ということはいえませんが、ホルモンバランスの乱れが良い影響を及ぼさないことは確か。

経過観察中は、生活と食のリズムを整え、身体を冷やさないように気をつけましょう。

関連記事:つらい思いをする前に!子宮筋腫の悪化を防ぐケア方法

治療を勧められるケース

基本的に以下のような日常生活に支障をきたす症状がある場合に治療を勧められます。

  • 筋腫が小さくても生理痛や過多月経などの症状が強い
  • 過多月経により貧血がひどい
  • 不正出血が多い
  • 筋腫が原因で不妊や流産を起こしやすいと考えられる人
  • 筋腫が大きく腹痛や頻尿、尿閉などの症状がある人

子宮筋腫の治療法は手術や薬物療法が一般的で、切らない治療法として子宮動脈塞栓術や集束超音波治療などがあります。医師とよく相談して自分にあった治療法を行いましょう。

薬物療法

薬物療法にはホルモン剤などを用いて筋腫を小さくしたり、症状を抑えるホルモン療法と鎮痛剤で痛みを和らげたり、貧血を改善する造血薬や漢方薬を用いる対症療法などがあります。

関連記事:子宮筋腫のホルモン療法(GnRHアゴニスト・ミレーナ)と副作用について

手術

「数が多い」「筋腫が大きい」「内臓を圧迫している」「貧血症状がひどい」「不妊の原因になっている」「小さくても痛みが強い」といった症状が重い場合や、薬物療法による改善が難しい場合は手術が選択されます。

子宮筋腫の手術には筋腫だけをとる筋腫核手術と筋腫と子宮すべてを摘出する子宮全摘出術があります。どちらで行うかは妊娠の希望などによって左右されます。

再発も防ぐことができるのは子宮を全部とってしまう子宮全摘出術ですが、妊娠を希望する場合は、筋腫核出術を行うのが一般的です。

関連記事:子宮筋腫の手術「筋腫核出術」と「子宮全摘出術」について

切らない治療法

薬物治療では十分な効果がみられず、さらに手術には抵抗があるという場合は切らない治療法も選択肢の一つとして適用されます。

おもに子宮動脈塞栓術(UAE)や集束超音波治療(FUS)、マイクロ波子宮内膜焼灼術(MEA)などがあり、子宮筋腫の新たな治療法として注目されています。

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