漢方薬は民間薬や西洋薬とどこが違うの?

漢方薬とその他の薬について

漢方薬と民間薬の大きな違いは、漢方薬が2種類以上の生薬を調合するのに対し、民間薬は1種類のみの植物だけを使用すること。

そして漢方薬と西洋薬との大きな違いは、漢方薬が幅広い体質改善を見込めるのに対し、西洋薬は痛みなどの症状や病気そのものをダイレクトに治すことです。

それぞれどのような特徴があるのかもう少し詳しくご紹介しましょう。

漢方薬とは?

漢方薬は、数種類の生薬から調合されています。漢方の長い歴史の中でいろいろな組み合わせや処方を試し、現在では経験を重ねたうえで優れた処方だけが残っています。

漢方では、同病異治といって同じ病気であっても患者の体質や体力、病態やその時の症状を起こすその患者独自の原因に対して処方されます。

また逆に、異病同治といって異なる病気であっても補うべき原因が同じものである患者に対しては、同じ漢方薬を処方することがあります。

民間薬とは?

民間薬には、アシタバ・イチョウの葉・オオバコ・クマザサ・ゲンノショウコ・センブリ・センナ・ドクダミ・トチュウ・アロエなど昔から薬効があると伝えられてきたものが使われ、病院に行くほどではない不調を解消するために、お茶代わりに飲むのが主な方法です。

漢方薬は2種類以上の生薬を調合していますが、民間薬は1種類だけを使用します。そして、咳が出るときはこれ、下痢のときはこれというように、病気や症状に対して何を飲むかが決まってきます。

これを一病一薬といいます。また、漢方のように長い経験のうえに確立された理論などがないため、どのくらいの量を服用すれば効果があるのかなど明確な見解がありません。

西洋薬とは?

西洋薬は、もともとは生薬から有効成分を抽出して作られていましたが、現在では大量生産ができるようにほとんどが合成された化学物質になっています。

漢方薬は、自然のものをそのまま使用しているので成分数が多く、薬理作用も複雑で多様なため、効き目は穏やかですが、一つの症状だけではなく幅広い体質改善が見込めます。

一方、西洋薬は「これ!!」という単一の成分を純化して作られています。検査の結果をもとに病気や症状を明確にし、それらの症状を直接的に改善させるために西洋薬が処方されます。

熱が高くなったら平熱に戻すために解熱剤、痛みがあれば痛み止めなど、症状や病気そのものをダイレクトに治すことが目的となっているため効果も即効性もあります。

各々得意、不得意があります。漢方薬と西洋薬の併用なども場合によっては効果があるため医師の指示に従いましょう。

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