漢方薬の副作用と瞑眩(めんげん)について

漢方の副作用について

漢方薬にも副作用はある

漢方薬は天然の素材ですので副作用が少ないと言われていますが、漢方薬にも全く副作用がないというわけではありません。

漢方薬は、長い歴史の中で試行錯誤をし、効果があったものや安全性があるものを経験から選り分けています。そしていくつかの生薬を組み合わせることにより、それぞれの生薬の相乗効果や、悪いものを打ち消しあう拮抗作用を駆使し、現在の漢方薬の処方が残っています。そのため、副作用は少ないといえます。

漢方薬の処方は、患者の「証」に合っていなければ効果がありません。効果がないどころか「証」が合っていないと、服用前にはなかった悪い症状が出ることもあります。

また、普通の食事も食べ過ぎは良くないのと同じように、またお酒を飲みすぎてはいけないのと同じように、過剰に摂取したり不適切な飲み方をしてはいけません。

アレルギーがある場合も食べ物と同じように生薬に反応する場合がありますので医師に最初に伝えておきましょう。

    副作用をおこしやすい生薬

  • 甘草(かんぞう)・・・むくみ、血圧上昇、脱力感、けいれん、下痢
  • 地黄(じおう)・・・吐き気、胃痛、下痢、食欲不振、発疹
  • 麻黄(まおう)・・・高血圧、動悸、腹痛、不眠、発汗過多、食欲低下、下痢、不整脈
  • 附子(ぶし)・・・吐き気、動悸、のぼせ、発汗、不整脈、しびれ

※どんな薬でも妊婦の方への処方や、数種類の薬の併用などは必ず医師に事前に相談しておきましょう。

瞑眩(めんげん)について

漢方薬の服用はじめた初期の頃に、一時的に下痢やおう吐、頭痛、めまいなどの悪い症状が現れることがあります。これは瞑眩と呼ばれる好転反応になります。

慢性疾患などでの病態や症状が薬の影響で自己治癒力が強まり、病気に抵抗し始めた一時的な状態になります。副作用の場合は、一時的ではなく長期に不調が続きます。いずれにしろ、瞑眩か副作用かは自己判断が難しいので不安は医師に相談をしましょう。

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