漢方外来とは?失敗しない漢方外来の選び方

漢方外来について

漢方外来は、漢方薬の処方などを中心に症状や病気を治していく専門外来のことです。

西洋医学の診察とは異なり伝統的な漢方医学の理論に基づいた手法、つまり患者に質問をしながら舌診・脈診・腹診などにより患者の全身の状態を診察し、証を見極め証に合わせて処方を決めます。

また、患者の病気に対して漢方薬が処方されるのではなく、患者それぞれの体質や、症状に対して漢方薬が処方されます。同じ症状でも患者により薬が違い、違う病気でも同じ漢方薬になることもあります。正しく証を判断する必要がありますので、気になることはすべて先生にお話ししましょう。

こんな場合におすすめ

最近は「自然由来でからだにやさしそう」という理由で最初から漢方外来にかかる方も多いようですが、漢方外来は以下のような場合に試す価値があります。

  • 何らかの症状はあるけど西洋医学の診察で診断がつかなかった
  • 西洋薬で効果がなかった
  • 西洋医学でカバーできない症状
  • 西洋薬による副作用の予防
  • 治療の副作用の緩和
  • 治療後の体調不良や症状緩和、体力回復
  • 体質改善

漢方外来の選び方

漢方外来は、大学病院に入っているものもありますし、街にも多くのクリニックが存在します。

しかし、なかには証をきちんと見極められないのに漢方薬だけ処方するような病院や、西洋医学の診断方法で病名をつけ、漢方の本を見て当てはまるであろう漢方薬を処方するような病院もあります。

漢方の診察をしっかりする病院がベスト

漢方の診察では、「望診(ぼうしん)」「問診」「聞診(ぶんしん)」「舌診(ぜっしん)」「脈診(みゃくしん)」「腹診(ふくしん)」などさまざまな診察を行います。

このような診察ができない医師は、西洋医学の診察方法で病名をつけ、その病気に効くであろう漢方薬を出しているにすぎません。なので、このような病院は避けましょう。

ネットの口コミやHPでは本当のところは見えてこないので、周りの漢方外来に通っている方からの具体的な口コミがあるのがベストです。

漢方専門のクリニックを選ぼう

クリニックの場合は、じっくり時間をとってもらえる漢方専門でされているクリニックが良いでしょう。1人の先生が、西洋医も漢方医も同時にされているのは双方の良い所を取り入れることができるので良いことです。

しかし、漢方は全身をみなければならないため予防注射や流行りの病気で短時間に多くの患者をこなしていかなければならないようなクリニックでは、四診のための時間が十分ではありません。

漢方専門医は西洋医に比べて少ないため、大きな病院では漢方外来は診察日が少ないという病院も多いです。中国から中医師の免許を持ったお医者様、日本東洋医学会の漢方専門医である方など免許はもちろんのこと、病院の実績なども調べて良い病院、良い医師を探しましょう。

良い漢方外来の例

1972年に日本で最初に東洋医学の総合的な研究機関として、北里大学東洋医学総合研究所が設立されました。漢方については最も歴史が長く、大学や大学院での専門性、研究実績なども豊富です。

北里大学東洋医学総合研究所の漢方鍼灸治療センターの中には、漢方外来、鍼灸外来、東洋医学ドックなどがあり、専門的に治療をすることができます。

ここでは自由診療が行われており、高品質な生薬や、保険診療で制限されている生薬が扱われています。本格的な漢方治療を行いたい方は、このような専門性の高い自由診療の医療機関を試されるのも良いかと思います。

また、北里大学北里研究所病院の漢方外来は、健康保険適用の漢方薬を処方していただけます。

北里大学東洋医学総合研究所

スポンサードリンク
 

関連記事

ページ上部へ戻る