漢方の診察の注意点と自分に合う漢方薬の見つけ方

漢方の注意点

最近では体にやさしいイメージから漢方外来を訪れる方も多く、またドラッグストアなどでも販売され手軽に購入できるようになっています。

そこで今回は漢方の診察の注意点と自分に合う漢方薬の見つけ方をご紹介します。

漢方の診察の注意点

体調や症状についてしっかり答える

漢方薬は、体質ごとに異なる処方がされます。体質や症状に合わないものを処方した場合、効果が出ないのはもちろんのこと、副作用などの危険もあります。

漢方専門医に診てもらうときは、医師からの的確な質問に対し患者自身がそれに対する答えを曖昧にせず、現在の体調や症状について正しく答えて行くことが大切です。

医師に聞かれないような小さなことでもこんなこと言う必要ないと自分で決めつけず、些細なことでもきちんと伝えることが正しい「証」を見極めるのに必要です。

私たちは西洋医学の診断に慣れているため、つい「病気の部分(風邪っぽい、下痢・・・)」だけに気持ちがいきがちです。

しかし、漢方の診察では「腰が痛い」、「トイレの回数が減った」など関係のなさそうなことでも必ず伝えることが大切。伝えないがために間違った処方をされることもあります。遠慮をする必要はないので気になる症状はどんどん漢方医に伝えましょう。

お化粧や香水は控えめに

漢方の診断では、顔色や目の周りのクマ、唇の色などを診る顔面診、体臭や口臭などを診る聞診があります。お化粧が濃く、香水などの匂いが強いとこれらを正確に診断することが難しくなってしまいます。

なので、漢方外来を受診するときはお化粧は薄めに、香水など匂いがきついものはつけないようにしましょう。

体質や症状を事前に整理しておく

漢方専門薬局で漢方薬を購入する場合、漢方専門の薬剤師がきちんと的確な質問をしてくれますが、からだに触れる診察ができません。

薬剤師に自分の体質や体調、気になる症状などをきちんと説明ができるように、自分で自分の体質や症状を事前に整理しておくと安心です。これは漢方外来を受診する場合も同じ。いざ受診すると忘れてしまうこともあるので症状などをメモしておきましょう。

自分に合う漢方薬の見つけ方

ドラックストアでも気軽に市販の漢方薬が販売されています。市販の漢方薬には「風邪」「脂質代謝」「ストレスなどの神経痛に」など西洋薬同様に病名や目的とする効果などが書かれています。

それ以外に「比較的体力があり」「体力は中くらいで」「虚弱体質で」「風邪の初期症状で」「肋骨のあたりに不快感があり」「上腹部の膨満感」「冷えにともなう腹痛」「水っぽい鼻水」など、具体的な体質や現時点での症状がかかれており、単純に「腹痛」「鼻水」「咳」などの症状が書かれている西洋薬とは違うところです。

同じ風邪を治す漢方薬でも体質や症状で使う漢方薬は変わってきます。ドラッグストアなどでは同じシリーズの漢方市販薬を横に並べて販売していることが多いです。

自分のからだと市販薬の説明に書かれていることを比較し、良くわからない場合は薬剤師にどちらの漢方薬が良いか質問をしてみましょう。良く勉強をされている薬剤師であれば、きちんと答えてくれるはずです。

また、からだは常に同じ状態ではなく変化をしていきます。年齢や環境、季節、漢方薬の効果によって変化があります。

さまざまな要因で症状や体質は変わっていきますので「以前の診察のときこうだったから」、「以前この漢方薬が効いたから」という思い込みで漢方薬を購入するのではなく、都度その時の自分のからだと向き合い、その時の自分に合った漢方薬を見つけましょう。

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