摂り過ぎは逆効果!?「大豆イソフラボン」の過剰摂取のリスクと上手な摂り方

イソフラボンの過剰摂取について

健康番組やファッション雑誌で特集などが組まれてから女性の間で大人気の大豆イソフラボン。

ポリフェノール(抗酸化物質)の一種で、さらに植物エストロゲンの一種であることから、女性の若々しさや美しさを保つ女性ホルモン「エストロゲン」の働きを補助する作用があるのはすでにご存知でしょう。

美肌効果や更年期障害の緩和など嬉しい効果を期待できることから、素晴らしい女性の味方のような物質ですが過剰摂取による悪影響も指摘されています。

大豆イソフラボンの過剰摂取で起こるリスクとは

ホルモンバランスが崩れる

大豆イソフラボンは、女性ホルモンであるエストロゲンの働きに似た作用をします。そのため過剰に摂取するとホルモンバランスが崩れ、生理周期の乱れや子宮内膜増殖症、乳がん、子宮体がんなどの発症リスクの上昇が指摘されています。

子宮内膜増殖症とは、妊娠したときに赤ちゃんのベッドとなる子宮内膜が異常に厚くなってしまう病気です。エストロゲンには、妊娠に備えて子宮内膜を厚くする働きがあります。

さらに乳がんや子宮体がんもエストロゲンが発症にかかわっていることがわかっているため、大豆イソフラボンを過剰摂取するとこのような病気のリスクが上がることが報告されています。

特に妊婦や幼児は注意が必要

大豆イソフラボンの摂取で特に注意してほしいのが妊婦や小さなお子さんです。イソフラボンは胎児の成長に害を及ぼす可能性が高く、生殖機能が発展途上な小さなお子さんにはホルモンの作用が悪影響となる恐れが否定できないからです。

ただ、ここで注意したいのがあくまでもサプリメントなどによる積極的な過剰摂取が問題ということ。サプリメントは大豆に含まれているイソフラボンなど特定の物質だけを抽出して作られているものがほとんどなので、普段の食事(大豆や大豆製品の摂取)+サプリメントで過剰摂取になりやすいのです。

そのため普段の食事から大豆製品を意識して食事から除く必要はありません。

大豆イソフラボンの上手な摂り方

大豆イソフラボンの1日の適正摂取量は、70〜75mgです。これは実際にどれくらいの量かというと、それぞれ大豆50g、納豆(50g)2パック、豆乳(200ml)1杯半、豆腐(300g)約1丁です。

ここで特に注目してほしいのが豆乳1杯で1日分の摂取量をほぼクリアしてしまうこと。1日に豆乳1杯+納豆1パック+豆腐半丁を食べてしまうと、これだけで1日の適正摂取量を超えてしまうのです。

大豆イソフラボンは、みそやしょうゆなどの調味料にも含まれています。なので、納豆や豆腐のみそ汁を飲む日は豆乳は飲まない、逆に豆乳を飲んだら納豆は食べないなど、1日のバランスを考えて摂取をすることが上手な摂り方といえます。

ちなみに、大豆食品100g中で大豆イソフラボンの含有量の多い順は下記になります。

大豆イソフラボン含有量

豆乳は100g中の含有量は少ないですが、その他の大豆食品に比べてたくさんの量を摂りやすいことから過剰摂取につながりやすいといえます。

更年期障害の緩和、骨粗しょう症の予防、子宮体がんや乳がんなどのリスク低減、動脈硬化などの生活習慣病の予防、美肌効果、バストアップ効果、生理不順の改善など女性にうれしい効果が期待される大豆イソフラボン。上手に摂取してその効果を高めていきたいですね。

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