生理がラクになる?「月経血コントロール」って何?メリット&デメリットまとめ

月経コントロールについて

毎月決まった周期で生理はやってきます。訪れると気持ちが浮いたり沈んだりと憂鬱ですよね。さてブルーな気分になりがちな生理ですが、ナチュラル派の女性の間で「月経血コントロール」が話題となっています。

月経血コントロールをすると生理ストレスが軽減するなど言われておりますが、はたして本当なのでしょうか?

目次
月経血コントロールとは?
メリット
デメリット
月経血コントロールが必ずできるとは限らない

月経血コントロールとは?

月経血コントロールは、意識的に膣の筋肉を収縮させて経血を膣に留めておきトイレで流す、というもの。生理用品がなかった時代の女性はこの月経血コントロールが自然にできていたといいます(定かではありません)。

しかし、経血を受け止める生理用品が世に出てきて、その必要がなくなると膣内に経血を留めるという力も自然と衰えてしまいました。

そして現代の女性はというと、言葉はちょっと悪いですがナプキンに経血を垂れ流し状態。生理時にはナプキンが手放せません。

1回の生理で使うナプキンは人によってまちまちですが平均して20枚程度。毎回たくさんの使用済みナプキンがゴミとして捨てられているのです。

経血を膣に留めておきトイレで流す、という月経血コントロールができればナプキンの使用量も減り、お財布にも環境にもやさしいというメリットがあります。

それだけではく月経血コントロールには女性にうれしいメリットがほかにもあります。

月経血コントロールのメリット

生理が早めに終わる

月経血コントロールは経血を膣内に溜めることから、ダラダラ経血を一つにまとめて排出させることが可能です。それにより早めに生理が終わります。生理が早く終わることで生理痛の軽減にもつながります。

生理用品による肌荒れを防止

便利な生理用品であるナプキンですが、長時間デリケートゾーンに触れさせていると摩擦や雑菌でかゆみやヒリヒリを起こしやすいです。月経血コントロールをすれば早めに生理が終わるので長時間肌に触れさせずにすみます。

そして生理用品に用いられる化学物質は皮膚炎や不妊症に影響があると考えられているので、月経血コントロールにより生理が早く終わることは良いことでもあります。

尿もれ・骨盤臓器脱の予防

月経血コントロールは意識的に膣の筋肉を収縮させるため、骨盤底筋が自然と鍛えられます。尿もれや骨盤臓器脱の原因で一番多いのは骨盤底筋のゆるみ。

そのため骨盤底筋が鍛えられると尿もれや骨盤臓器脱の予防や改善にもつながるのです。

デメリット

月経コントロールは女性にとってうれしいメリットも多いですが、もちろんデメリットもあります。

経血を膣内に留めておくのは体に悪い?

デメリットのひとつが月経血を膣内に留めておくのは体に悪いという説。膣内はもともと雑菌などが侵入しやすい場所です。さらに経血は体温と同じ温度のため長時間留めておくと雑菌が繁殖しやすくなります。

また、体に負担をかけ過ぎたり月経血が逆流したりして、子宮内膜症をはじめ婦人科系の病気の原因となるとも考えられています。

経血量を把握しにくい

ナプキンをしていると自分の経血量を把握しやすいですが、トイレで経血を排泄すると経血量を把握しにくくなります。婦人科系の疾患のなかには経血量で病気を発見できるものもあります。

たとえば子宮筋腫。子宮筋腫は過多月経(経血量が多いこと)がおもな症状です。また、不妊の原因にもつながる排卵障害や黄体機能不全などは過少月経(経血量が少ない)などの症状があります。

経血をトイレで排泄すると経血量を把握しにくくなってしまうので、病気の発見が遅れてしまう場合もあります。

月経血コントロールは意外と大変

月経血コントロールは慣れるとそれほど難しいものではありません。しかし、長時間経血を膣内に留めておくのは体にとって決して良いものではありません。

そのためこまめに経血を排出する必要があります。月経血コントロールができていた昔の女性も昼間は1時間~1時間半ごと、夜は3~4回は起きてトイレに行き排出していたといいます。

家のいるならまだしも仕事中に何度もトイレに行くのは現実的に考えて難しいですよね。夜中に何度もトイレに起きるのも大変です。

また、忙しく働いていると生理だということを忘れてうっかりもれてしまうこともあるかもしれません。

月経血コントロールが必ずできるとは限らない

そもそも昔の人が月経血コントロールを必ずしもできていたとは限りません。

もちろんもれないように自分でコントロールできた方もいらっしゃるかもしれませんが、すべての女性ができていたのなら今のような生理用品はできていないですよね。

昔の人も生理には苦労していたからこそ現代のような経血を受け止める生理用品ができたのではないでしょうか。実際、昔の人も着物を汚してしまう人はたくさんいたようです。

なので、すべての女性が月経血コントロールが必ずしもできるとは限らないのです。

生理の大変さは昔も今も同じ。ナプキンにも月経血コントロールにもそれぞれメリット・デメリットがあります。それぞれのメリット・デメリットをしっかりと理解し自分に合った生理ケアを行いましょう。

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