月経は汚らわしいもの?

生理について

毎月の月経を「今月も来たわ!女であるって素晴らしい!」と歓迎できる人は少ないと思います。ほとんどの人は「あー、今月も来た…」と憂鬱になるのではないでしょうか?

そこに生理痛が加われば悪夢のような数日間を過ごすことになります。

古来の日本では女性を「不浄なもの」と扱う習慣がありました。今でも月経中の女性は神社の鳥居を潜れないとか、女性は土俵に上がれないなどの名残があります。

「そんなのは古い考えで、月経があることは出産できるという神聖なものだ」との考え方も段々と定着してはいるようですが、やはり根底では月経を歓迎できない女性が多いと思います。

理由は「不浄なもの」という古い考えではなく、理屈抜きで疎ましく思うものではないでしょうか?

経血は汚らわしいものと育てられ・・・

筆者自身、初潮を迎えたときはお祝いなどしませんでした。父に内緒で生理用品を買いに連れられました。最初の頃は戸惑うことも多く、入浴やトイレでは汚すことがありましたが、そのたびに母から厳しく叱られました。

「これは汚いものなの!他人には気持ちが悪いものなの!絶対に人目に晒してはいけない!」そんな風に育てられたおかげで、排泄物のなかでも最も汚らわしいのが経血だと考えるようになりました。

最近、人気の布ナプキン。健康面や使い心地から見ても紙ナプキンより良いとのことでしたが、どうしても経血を洗い流して再び使うことに拒絶して試す気になれませんでした。

月経はなぜ不浄なものと考えられた?

月経を「不浄なもの」と考えられた理由は諸説ありますが、生命の誕生と月経との繋がりがよくわかっていなかったとの理由があります。現在では学校教育でも「初潮を迎えたと言うことは、出産の準備ができた」と指導します。

昨今は不妊を初め、女性特有の疾患に悩む女性も増えています。ある産婦人科医は「月経が不浄なものという考えを捨てれば、疾患や生理痛も改善される」と話しておられました。

もちろん医学的根拠はありませんが、決して月経も女性も汚らわしいものではないと主張されています。

女性の出産に対する発言は過敏な世の中です。出産しない女性を蔑視したり「女性は子供を産むのが仕事」などの発言も差別とみなされます。

出産は神聖なもの、だから月経も神聖なもの。でもその特権を与えられながら、出産するもしないも自由だと主張する女性。

月経を不浄だと考えるのは、長い慣習だけとは言えないように思います。であれば、出産との繋がりが解明された現在ならば「神聖なもの」として浸透しているはず。

でも女性の多くが理屈抜きで「汚らわしい」と感じている何かがあるのだと思います。

月経とは排卵された卵子が受精もせず着床もせず、内膜と共に剥がれ落ちて排出されることです。それは「妊娠しなかった」との証でもあります。私はこれこそが月経を疎ましく思う理由ではないかと思うのです。

出産の意思があるかどうかではなく、本能的に女性は、月経を迎えることで受胎していないことに懺悔を感じるのではないか?

あなたはどう思いますか?

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